自分にどんな適性があるか知ることで、適切な仕事選びができるようになります。仕事選びの前に適性を踏まえたキャリアプランをつくります。

実際に働き始めたら、思い描いていた仕事と違っていたという理由で、勤めてすぐに次の仕事を探し出す人もいます。苦労して採用を決めた会社でも、数年後には辞めてしまうという人が少なくないようです。

転職をすること自体も、さほど珍しいことではなくなってしているようです。一度も転職をせず、定年まで一つの会社に勤め続けるという人は最近では少数派になっています。転職そのものが一般化してきているようです。

とはいえ、転職が珍しくなくなってきているといっても、短期間でどんどん仕事を切り替えていると一つの会社に長く勤められない人間だと判断されてしまうことがありますので、評価を下げてしまいます。

自分の適性を知り、キャリアプランをつくって、転職する時もそこから外れないようにすることで、自分の思い描いた生き方ができると言われています。今後、どのような働き方をしていきたいか、何ができる人物になりたいかをはっきりとさせていく作業が、キャリアプランをつくることです。

今まで生きてきたことで積みあげてきたことや満足できることは何だったかを考察します。小さいときから現在まで、どんな人に影響を受けて、どんな人の生き方を真似したいと思っているかも考えましょう。

成功体験や失敗体験など、今まで培ってたことを一つ一つ思い出していきます。過去の実績や経験にはどんなものが含まれているかも思い出してみましょう。これまでの自分を思い出すことによつて、今後の自分をつくっていく手がかりにします。

将来像を明確にすることによって、どんな仕事をしたいのか、どんな働き方をしたいのかがわかるようになります。今後、どういった人生を歩んでいきたいかをキャリアプランで形にすることによって、自分の適性を仕事の中にどう生かしていくかが考えられます。